留学するときの大きな心配の一つが、「留学費用は一体どのくらいかかるか」ということでしょう。
学校(州立、私立)、留学期間、留学先(都会、田舎)、専攻する教科などにより、留学費用は大きく変わってきます。また、学費と学校のレベルは相関していることが多いので、レベルの高い大学を選ぶとそれだけ学費も高くなります。
オレゴン州での1年間の留学に必要な総額
アメリカで留学しようとすると、留学する場所によって金額が大きく変わります。
ここでは、オレゴン州の四年制大学の学費・教材費・生活費(寮費など)の金額の幅を出しています。この数字はあくまでも参考値としてみてください。
学費 | 教材費 | 生活費(寮費など) | 合計 | |
州立大学 | $18,300~34,000 | $1,100~1,400 | $9,000~13,000 | $28,400~48,400 |
私立大学 | $28,000~66,000 | $1,600~2,000 | $4,600~16,000 | $34,200~82,000 |
ご覧のとおり、州立と私立でもかなりの差はありますし、同じ州立・私立でもレベルによって学費が全く変わってきます。
学校を選ぶときは、①州立・私立どちらにするか、②留学期間はどうするのか、③希望する大学が都会なのか田舎なのかを十分に考慮し、計画を立てるようにしましょう。
ここでは出していませんが、二年制州立大学(コミュニティカレッジ)の1年間の学費は州立大学の約半額で済みます。
ですので、2年間をコミュニティカレッジで主に一般教養(Liberal Arts)学び、専門課程に進むときに四年制大学(州立・私立)へ転校する、という選択肢もあります。
奨学金で留学する
アメリカ留学は、上に書いたとおり1年だけでもかなりの費用がかかります。しかも、上記の数字は学業にかかる費用のみしか算出していないので、プラス生活費もかかると思ってください。
このような悩みを解決できるのが、「奨学金」です。
様々な団体が、アメリカ留学を金銭面から援助するために奨学金を支給しています。もちろん、希望者全員が受けられるわけではありませんが、応募してみる価値はあります。
奨学金情報に関しては、Education USAのホームページ内にある『アメリカ留学奨学金制度一覧』に詳しく書いてありますので、参考にするといいでしょう。